人事に関するお悩み事

人事が行う熱中症対策!

人事が行う熱中症対策!

暑い時期が続いています。
人事の役割は多岐に渡っています。
会社の方向性として、従業員の健康管理に対し、発信するのも人事の役割。
注意を促すだけではなく、万が一の対処方法も発信していかなければなりません。
今回は、人事としての熱中症対策をお伝えします。

 

熱中症とは?

熱中症とは、室温や気温が高い中での作業や運動により、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体がだるい、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、様々な症状をおこす病気です。

※家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、熱中症になる場合があります。

発生してしまったら

熱中症対策!発生してしまったら

とにかくこの表に従い、意識障害・痙攣・判断力の低下などが見られれば、救急車を要請することが不可欠です。これは人の命に係わることなので、社内で徹底しておく必要があります。

予防策

・部屋の温度をこまめにチェック !
・室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう !
・のどが渇いたと感じたら必ず水分補給 !
・のどが渇かなくてもこまめに水分補給 !
・外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策も!
・無理をせず、適度に休憩を !
・日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを !

※スポーツドリンクは水分・塩分を双方補っている物が多いため効果的です。

熱中症は、発汗することで、身体の中の水分と塩分(ナトリウム)バランスが崩れて発生する病気です。日中外回りをしなければならない営業担当者や、室内であっても、身体を動かす作業が連続する方などは特に注意感化が必要です。

救急車を頼んだあとは

★涼しい場所へ移動し、衣服を緩め、安静に寝かせる。
★エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やす。
★脇の下、太もものつけねなどをとにかく冷やす。
※アイスノンなどがあれば良。なければ、ビニールに氷を入れ、それを脇の下や太ももの付け根に挟み込む。
★スポーツドリンクを飲ませる。

持病を持っている人であれば、重篤化する可能性も高まります。

人事として先ずは発信する事が大事。
部門長と連携を取り、発生しない予防を心がけましょう。

参考
環境省:「熱中症環境保健マニュアル」
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html

 
 

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